2024年2月11日に配信した企画、報酬Tier表会議の個人視点記事。
自己紹介
わたあめと申します。(戦果マンとしては)初投稿です。
23年は舞鶴鎮守府で上位戦果を走っていました。
今回、戦果仲間たちと戦果報酬のTier表を作るという配信をしたので、発案者として個人視点の記事を書くことにしました。
23年はほとんどを実際にもらっているため、より実感のこもったTier表になっていると思います。
少し長くなりますが、お付き合いいただけると幸いです。
企画経緯
月末といえばそう、戦果報酬の配布です。
戦果報酬自体は嬉しかったり、残念だったりすることもありますが、報酬配布前特有のドキドキワクワク感は戦果でしか味わえない楽しみの一つです。同じように、戦果仲間たちと報酬の予想や感想を言い合うのもなかなか楽しいものです。特に聯合を走っているときは格別です。
普段は仲間内でする内容ですが、折角なので配信のネタに使おうとプロデューサー*1の僕が提案したのがこの企画。
「報酬Tier会議」
当たり前ですが、同じ報酬でも艦隊状況やプレイスタイルによって価値はかなり異なります。普段、報酬評価の話になるとどんな艦隊を想定しているのかが曖昧なまま議論が進みがちなことが多いですが、今回は自分の艦隊にとってどうかという一貫してエゴな視点で議論してもらいました。集まった5人は皆違ったバックグラウンドと運営方針を持っているので、その違いから来る評価の違いを味わっていただけると面白いかなと思います。
5人とも23年に複数回聯合を走っており全員1回は背景を取っている*2ので、最低限聯合報酬を語る資格はあるかなと思っています。本配信も大変面白い(と思う)ので、ぜひアーカイブをご覧になってみてください。
【本配信で使ったスライドショー】
【本配信アーカイブ】
聯合ランカー5人が語る! 2023年戦果報酬(聯合&3群)報酬Tier会議【艦これ】 - YouTube
プレイスタイル
報酬Tier表の前に、まずは僕の艦隊運営方針についてお話します。
【戦果】
コロナ禍の在宅期間中の趣味として艦これのプレイ時間が増え、戦果に興味を持つようになりました。クオ3群は昔からできるタイミングでしていましたが、継続ランカーは21年11月の3群から始めました。22年8月、とある友人に誘われて聯合に初めて挑戦することに*3。結果は初聯合初背景鯖記録(当時)。以降上位戦果の楽しさを覚えて時折走ることに。
23年の戦績は、
1月 2群 / 2月 聯合 / 3月 1群 / 4月 聯合 / 5月 聯合 / 6月 聯合
7月 聯合 / 8月 聯合 / 9月 聯合 / 10月 背景 / 11月 聯合 / 12月 背景
と、聯合10回(背景2回)・1群1回・2群1回でした。通算聯合は13回。
ランカー思考のため、戦果で役に立つ装備のTierはかなり高いです。
【イベント海域】
なんとか甲勲章コンプを維持できています。もともとイベント期間だけ艦これを遊んでいたので、攻略記事や友軍や過去の甲報酬に頼ってギリギリ甲をとれている鎮守府でした。
転機となったのは22年春・梅雨の大和イベ。甲クリア自体は出来たのですが、より安定した攻略を目指して、以降艦隊強化に取り組んでいます。特に強化しにくい陸攻を求めて上位戦果を始めた側面もあります。
イベント海域の嫁旗艦突破には興味がなく攻略はあっさり終わらせたいタイプ。イベント中は主にサブ艦堀りと警戒陣周回に囚われています。最近は女神輸送の良さに気づき始めました。
最近のイベント自体は現状の艦隊でほぼ沼らず抜けられているので、特定のイベントでのみ役に立つ特効装備のTierは正直低いです。
【海域RTA】
先日行われた第三回るせる杯に、チーム熟練誘導弾として海域RTA大会に初参加させていただきました。るせる杯までは一切興味のなかった海域RTAですが、チーム戦という枠組みでとても楽しめました。来年もできれば参加したいね~という話にはなっているため、第五海域で役に立ちそうな装備のTierは高いです。
るせる杯の参加感想記事も書いたのでよければどうぞ!
【その他方針】
うちの鎮守府は、単婚縛りも母港縛りも特定艦縛りも特にありません。
強いて言うなら、見た目が気持ちいいという理由で改修maxにできる装備はできるだけmaxまで叩くようにしています。
ネジは足りなくなったら買うタイプのため、改修の意識は高いほうだと思います。
選択報酬では、ネジが多少かかっても作れるか作れないかというのが大きな基準になっているため、ランカー報酬でも量産可能装備や★のTierは比較的低いです。
また、装備の中でも陸攻と潜水魚雷が好きなので、この2種のTierは少し評価甘めです。
【企画の他参加者たち】
この企画を持ち込んだ敏腕プロデューサー*4として、僕の戦果仲間たちである他の参加者たちについて軽く紹介させていただきます。(敬称略)
朝雲嫁の老人ホーム「うずしお」オーナー。23年聯合5回、内7月背景。通算聯合7回。
名物になってきた艦隊分析枠、基地航空ダービー主催、まるゆ掘りダービー優勝、第三回るせる杯第四海域区間2位、身内ネタに放火され炎上など話題に事欠かない愉快な人。直近イベントではW朝雲旗艦に連続成功しており、イベ旗艦モチベも高い。隠居モチベも高いらしいがこちらは成功なるか。
企画では多方面での経験と微課金勢という視点から議論してくれた。
トラック鯖新進気鋭の復帰勢鈴谷嫁提督。23年聯合3回、内11月背景。
23年2月に復帰して以降、2月1群・6月初聯合・11月背景・12月聯合と早くもトラック上位戦果の常連と化した。yohさんに目を付けられた結果、チーム熟練誘導弾として第三回るせる杯に出場。7-1にて新編成をソロさんと共同考案し、海域RTAモチベも高い。当然戦果も艦隊強化モチベも高い、我がチームの誇る麒麟児。24年も早速トラック聯合で暴れており、今年の台風の目になりそう。
企画では復帰勢という独自の視点から議論してくれた。
イベ旗艦界隈で圧倒的知名度を誇る那智・霰・Perth嫁。23年聯合3回、内11月背景。通算聯合4回。
22年11月の初聯合初背景からイベ旗艦攻略だけでなく聯合マンに。23年の2回のイベントではほぼ全海域で旗艦攻略したうえで最終海域ではW那智・W霰・WPerth攻略を達成(??????)。常にイベント旗艦攻略を第一に考え、嫁のために突発で舞鶴に飛ぶ嫁LOVE勢。よく僕にけしかけられて上位戦果を走っている。実質被害者の会会員といっても過言*5。
企画ではイベント旗艦攻略勢としての意見を挙げてくれた。
鹿島嫁だったはずがいつのまにかフレッチャーとフレイ嫁になっていた現トラックの王。23年聯合6回、内12月背景かつナーフ後歴代記録(20398/執筆時点歴代3位)。通算聯合10回。
トラック鯖記録保持者。チーム熟練誘導弾リーダー。23年は記録戦果の準備として聯合を何回も走りながら、しれっと2回ともWフレッチャー旗艦攻略していた。19年着任の2期勢で貴重な竹イベの生き残り。何はともあれ記録戦果本当におめでとうandお疲れ様でした。完走した感想記事待ってます。
企画では2期勢としての意見を挙げてくれた。
ルール
・聯合と3群について、1月~12月をTier分け
・装備4つ / 2つを総合的に判断
・配布時点ではなく、2024/1/31時点での評価
・S(とても嬉しい) / A(嬉しい) / B(普通) / C(微妙)
同じTierなら左のほうが高評価
・それぞれの艦隊運営方針に従って自分の艦隊に刺さるかだけを判断
今回、Tier表作成においてはTierMakerというサイトを用いました。
僕が作ったテンプレートのリンクを置いておくので、もし使いたい方がいれば自由に使ってもらって構いません。独自視点でのTier表記事お待ちしています。
・月のみリンク(1群や2群、個人で貰った報酬用などに使えます)
3群編
ここまで前置きが長くなってしまいましたが、まずは3群から。
3群はエア受*6なのでかなり駆け足です。
1月
・一式戦 隼III型改(熟練/20戦隊)
・12.7cm連装砲D型改二
報酬が実質1つの月。20戦隊熟練は65戦隊ポジの基地航空隊枠。制空こそ高いものの、対ナ級・対陸上の決定力は劣る。イベントでは特効のおかげで少しは役に立ったが、特効ありきと感じたためTierは低い。
よって、Tier C。
2月
・後期型電探&逆探+シュノーケル装備 ★+2
・熟練聴音員+後期型艦首魚雷(4門)★+4
フレイ・フーミィが原子力潜水艦と化していた時期の報酬。イベント特効装備ではあるが、平時でも5-5潜水で火力・索敵、7-4燃料・ボーキで索敵と役割があるのが偉い。特に7-4では良い潜水電探を積めば、まるゆ出荷時でも紫雲を追い出せるので有能。
よって、Tier B。
3月
・35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)
・42号対空電探改二 ★+2
榛名砲。理論上作れるが、さすがに作りたくない装備。ここで貰っておくと榛名任務だけで改三と改四が揃い、支援榛名スターターキットが手に入る。支援戦艦として十分候補に入れることができるようになるので、さすがに当たり月。
よって、Tier A。
4月
・銀河(熟練)
・Type144/147 ASDIC ★+1
実質報酬1つの月。銀河熟練は本実装で半径6→7となりバフをもらった。銀河にも改修が実装され、銀河版の飛龍熟練ポジになった。銀河と飛龍熟練の飛龍上でのテンソル積といってもよい*7。
前述のように陸攻は評価高めで、3群で陸攻もらえるのであれば基本当たり月。
よって、Tier A。
5月
・14inch/45 三連装砲 ★+2
・22号対水上電探改四(後期調整型)★+2
実質報酬1つの月。無改修で火力+1、命中+9かつ増設に乗る電探としてはかなり強い。改修maxまで叩けば命中+14.3まで伸ばせる伸びしろ装備。3-2で使える戦果装備だが、バグの影響か報酬が1つしか配られなかったため評価は伸び切らなかった。
よって、Tier B。
6月
・Do 217 K-2+Fritz-X
・12cm単装高角砲E型改 ★+2
この月も報酬は1つだった。が、元聯合枠装備のフリッツが3群落ち。半径4が足を引っ張りがちなフリッツだが、刺さる海域では十二分に仕事をしてくれるので十分当たり月。残念ながら報酬が1つなので、最高評価には届かないと判断した。
よって、Tier A。
7月
・38cm四連装砲改 deux ★+2
・F4U-2 Night Corsair
久しぶりに報酬が2つ配られた。うちの艦隊では既所持装備を押しのけるほどのパワーはないが、あって困ることはないという印象。deuxは星が足りないし、Night Corsairは欧州イベント用装備でしか輝けない。外れ月でもないが当たり月ともいえない月。
よって、Tier B。
8月
・12.7cm連装砲D型改二 ★+3
・13号対空電探改(後期型)★+4
報酬が1つしか配られなかった上、配られたのも星付きの13号後期型だった。清霜電探任務の交換券にはなるが、過去イベ報酬と22年8月戦果報酬で間に合っていたためうちの鎮守府では不要だった。結局清霜電探を交換した後、13号後期型★maxが2機残されたが、2機はいらないと思う。
よって、Tier C。
9月
・Do 217 K-2+Fritz-X
・後期型潜水艦搭載電探&逆探
6月以来のフリッツ月に47電探がついてくる最高of最高の報酬。47電探は特定の種類の潜水魚雷に雷装のシナジーがある5-5潜水装備であり、フリッツは問答無用に強陸攻の一角。某ワインキャッチコピーを引用して、「並外れて素晴らしい月」といえるだろう。
よって、Tier S。
10月
・強風改二
・SGレーダー(後期型)★+1
連続で装備が2つ配られた。イベントでも海域RTAでも戦果周回でも使える対空6水戦に、3-2において最強の電探であるSG後期に星がついてしまった。最高点も汎用性も高い装備が2つとなり、「記憶に残る素晴らしい出来栄え」の月となった。
よって、Tier S。
11月
・51cm連装砲
・紫雲 ★+4
うちの鎮守府ではすでに51cm連装砲★max2本と紫雲★max2機が待機していたため、普通に考えると今更数が増えても......という顔をせざるを得ない。しかし、第五海域走者である以上、大口径主砲は「こんなんなんぼあってもええ」装備である。差し入れ待ってます。
よって、Tier B。
12月
・紫雲(熟練)★+1
・後期型電探&逆探+シュノーケル装備 ★+2
三隈に強い青字ボーナスがある紫雲熟練と、2月にも配られた潜水電探装備。水母三隈はフィットの影響で常に命中が不足気味なため、紫雲熟練はかなりありがたい青字ボーナスとなる。潜水電探は7-4索敵値稼ぎでとても強い。どちらも常用可能なため、評価は高い。
よって、Tier A。
まとめ
最後に、同Tier内の並び順について。
・Tier S
9月(フリッツ+潜水電探)と10月(強風改二+SG後期)の比較。それぞれ光る場所では同じくらい輝けるが、汎用性が9月と10月の価値を分かち、ガチ僅差で10月の勝ち。
10月 ≥ 9月
・Tier A
陸攻信者なので陸攻の6月と4月は上の方。同じ陸攻だとフリッツの方が頭一つ上のため、6月はTier Aのなかでも頭一つ上に置きたいところ。残る12月と3月だが、3月報酬の42号改二は任務報酬で★6を取らざるを得ないため、若干腐ってしまうことから12月をより高く評価した。
6月 >>>> 4月 >> 12月 > 3月
・Tier B
2月(潜水セット)、5月(22号後期調整)、7月(deuxとNight Corsair)、11月(51cm連装)の比較。戦果・イベント・RTAのすべてで汎用性のある5月が頭一つ抜けて上。平時適性の高い2月がその次で、7月と11月は僅差だが、第五海域補正で11月を上にした。普通に考えたら7月の方が良く、11月はTier Cに落としていると思う。
5月 >>>> 2月 >>> 11月 ≥ 7月
・Tier C
奇しくも同じD2砲を報酬に含むが*8、最低限イベント特効で輝けた1月の方がマシといえる。
1月 >> 8月
聯合編
お待ちかねの聯合編です。折角なので4装備全てに触れていきます。
1月
・一式戦 隼III型改(熟練/20戦隊)
3群枠。制空稼ぎと駆逐特効をもつ、65戦隊と同系統の基地航空隊装備。65戦隊と比べると制空面で+、火力面でー、65戦隊にはないが対潜機能がある。制空さえ足りれば火力面で65戦隊の方をピックしたい場面が多く、65戦隊★maxが3機あるうちの鎮守府ではイベント特効装備の枠を出ることはないかなという印象。
・12.7cm連装砲D型改三
1群枠。無改修ではあるが、D3カットインを増やせるという点では画期的。電探制御のイベントもあったので、なんだかんだ使う場面はありそう。改修値がつけば3-2戦果で輝けたが、ないのでカットイン専用パーツ止まりか。とはいっても十分いい装備ではある。
・精鋭水雷戦隊 司令部
2群枠。0→1だと無限に戦略の幅が広がる神装備。うちの鎮守府では1→2だったが、それでも増設装備or乗せっぱがはかどるので役に立つ装備だった。
・銀河(江草隊)
聯合枠。半径8、雷装15、命中3、対空射撃回避、イベ特効乗り勝ち、対駆逐で命中補正と文句なしの聯合級陸攻。この装備に狂わされ聯合・1群を走らされたランカーは多いのではないだろうか。銀河に改修が実装された現在でも強さは健在で、十分最前線で輝ける装備である。これ1つあるだけで当たり月確定と言っていい。
▶ Tier A
銀河江草があるのでTier A以上は確定。ほかの装備がそこまで強いわけではないのでTier Sはないという判断。この月は忙しく2群だったので悔しかった。
2月
・後期型電探&逆探+シュノーケル装備 ★+8
原子力潜水艦進化セットの片方。改修値によって化け物青字ボーナスをもらえる。3群枠の装備だが、★が強すぎて完全に別物。当時開催されていたイベント海域では、特効もあって伊201/伊203がすべてを薙ぎ払っていった。5-5潜水協会員としてもかなり強い装備で、イベント以外でも役割を持てる。7-4周回でも、索敵の高い電探があると紫雲を追い出せるのでアド。
・熟練聴音員+後期型艦首魚雷(4門)★max
原子力潜水艦進化セットのもう片方。上の装備同様、★が強すぎて3群枠だが圧倒的に強い。実際、上の装備とコンビを組み、伊201/伊203の場合最大雷装+14の青字ボーナスがある。24年2月上旬現在、次期イベント海域で潜水装備が役に立つかもという告知があったが、間違いなく使える強装備である。
・零式艦戦64型(熟練爆戦)★+8
2群枠。いわゆる鳳翔爆戦。★maxまで改修することで、かなり大きな火力の青字ボーナスを取ることができる。この装備は同時期に実装された鳳翔戦闘機から改修更新で作るしかないので、単純に約110本以上のネジの節約になる実質ネジ報酬枠。
・四式重爆 飛龍(熟練)+イ号一型甲 誘導弾 ★+2
聯合枠。最強。個人的には現在実装されている陸攻の中で一番強いと思う。半径5、実質雷装18、命中3、出撃対空5.7、対空射撃回避、対駆逐・軽巡・雷巡・重巡に対して誘導弾補正で実質雷装21.5、対軽巡で命中+7%補正、対駆逐で命中加工補正なし(とされていたが、最近諸説らしい。ソースなし)。半径5はかなり使いやすく、飛龍★maxと合わせて制空調整がしやすい。最近多い陸攻特効パズルでも、それぞれの航空隊に1機配備すると特効補正でバケモノ火力を出してくれる。ちなみに戦果報酬では22年9月1群以上(改修なし)、22年11月聯合(★+1)、23年2月聯合(★+2)の3回しか配られておらず、後は23年秋刀魚イベ(★+1)で配られたのみである。さらにちなみに、熟練誘導弾コンプ(4機持ち)は僕含めて全鯖で19人しかいない。
▶ Tier S
Tier S一択。23年で一番うれしかった聯合。熟練誘導弾コンプ出来たが、逆に聯合に呪われてしまった。
3月
・35.6cm連装砲改三(ダズル迷彩仕様)★+3
3群枠榛名スターターキットの差がない方。改修が実装されたので、★の差はほぼ意味がなくなった。改三が配られたこと自体が重要で、榛名任務で改三・改四両取りできるようになるので偉い。
・42号対空電探改二 ★+8
3群枠榛名スターターキットの★が偉い装備。★でシナジーが強くなるので、普通に強い。★+6以上の本装備があるなら榛名任務で対空電探を取らなくていいので、改三を2本持てる。実質ネジ報酬枠。
・後期型艦首魚雷(6門)★max
2群枠。今は開発落ち+改修実装でかなり価値は落ちた。が、実質雷装17の潜水魚雷は恒常入手できるもののなかでは最上級なので、5-5潜水の民はありがたがる報酬。うちの鎮守府では5-5潜水用に量産した。
・一式陸攻(野中隊)★+8
聯合枠。野中の改修が実装されてしまったので、素体の野中と一式陸攻2つが実質的な報酬。火力は伸び悩むものの半径9が使い勝手の良い、イベント特効も貰いやすい装備なので鎮守府にある野中隊の数次第で評価は変わりそう。ほかの月の聯合枠陸攻が江草や熟練誘導弾であることを踏まえると、さすがにインパクト不足か。
▶ Tier B
装備全て最低限使えるのでTier B。この月は予定があってあまり戦果が稼げず1群止まりだったが、まあまあまあという感じ。
4月
・銀河(熟練)★+1
新装備の3群枠。「陸攻の★は世界を変える」と古事記にも書いてある通り、改修なしのワンランク上装備。アプデで足が伸びて半径7、実質雷装14.7、対空3.5。しかし銀河も改修可能になったので、実際に採用するかは謎。それでも★は嬉しい。
・Type144/147 ASDIC ★+4
3群枠。まだ改修不可の13ソナー。人によってはブルネイなどの戦果周回で使いそう。うちの鎮守府は宗教によりブルネイ周回のソナーは★maxを義務付けられているので、あまり使っていない。
・10cm連装高角砲群 集中配備 ★+2
2群枠。大和緑副砲。人によっては喜びそうだが、うちの鎮守府では既に★maxを2基作っていたのであまり嬉しくはなかった。
・銀河(江草隊)★+1
聯合枠。1月と装備自体は同じだが、★がついたので別物。マジで強い。上位戦果を始めたモチベーションの一つが、「銀河江草のような上位陸攻が欲しい!」だったので、貰った時は本当にうれしかった。しかも★がついているので強い。
▶ Tier A
江草★+1が強すぎてそれだけでTier A確定。この月から継続聯合チャレンジを始めたのでいろいろと忘れられない月。4月以降23年はずっと継続聯合できたので、貰った感想をそのまんま書いていく。4月は一生6-3警戒陣で釘4000稼いだが、全部消えてしまった。
5月
・14inch/45 三連装砲 ★+6
3群枠。ネバダ砲の弱い方。改修値で青字ボーナスが増えるが、元の火力がカス過ぎて何の足しにもならない。余談だが、同じ改修値の同装備が23年夏イベのE5甲報酬として配布された。E5で配布された聯合報酬1つ目(伏線)である。
・22号対水上電探改四(後期調整型)★+5
3群枠。配布当時は改修不可だったため★の価値が高かったが、今となっては改修が実装されてネジ差に帰着してしまった。火力+1、最大命中+14.3の増設電探なので普通に強い。3-2戦果周回で不足しがちな命中を補える強電探である。
・14inch/45 連装砲 ★+9
2群枠。ネバダ砲の弱い方。改修値で青字ボーナスが増えるが、元の火力がカス過ぎて何の足しにもならない(再放送)。余談だが、同じ改修値の同装備が23年夏イベのE5甲報酬として配布された。E5で配布された聯合報酬2つ目(伏線回収)である(再放送)。
・M4A1 DD ★+1
聯合枠。通称段ボール戦車。3年ぶりくらいにみたレア装備である。ホニ車環境下では正直強くないので、昔に比べると価値は下がった。サイレントでアフリカ3号がそれなりに強くなったので、さらに価値は下がった。レアなだけの装備。
▶ Tier C
妥当にC。23年で最も嬉しくなかった装備。さすがに弱すぎてびっくりした。イヤ砲ケアなどいろんな要因が重なって11000まで稼がされた月。
6月
・Do 217 K-2+Fritz-X ★+2
数年前は聯合枠だったが、2群枠どころか3群枠まで落ちた装備。が、★により3群フリッツに対して雷装/爆装に+1されているのでちゃんと聯合の強さはある。対戦艦で雷装25、対それ以外で雷装17、さらに命中+2から繰り出される攻撃は(届けば)敵艦隊を半壊させてくれる(届けば)。半径4なのが玉に瑕だが、キよりは圧倒的にマシである。個人的には22年8月聯合に貰ったフリッツ★2に続いて2個目のフリッツで、しかも星付きだったので普通に嬉しかった。
・12cm単装高角砲E型改 ★max
3群枠。鵜来稲木妖精が乗っていて可愛い。実用性はない。22年8月背景と23年10月背景を鵜来と稲木にしたことからTwitterのアイコンにしている*9。
・Walrus ★+3
2群枠。最近流行っている海外夜偵シリーズ。イベント特効装備でしかない。余談だが、同じ改修値の同装備が23年夏イベのE5、E6甲報酬として配布された。E5で配布された聯合報酬3つ目(伏線回収再放送)である(再々放送)。
・Fw190 A-5改(熟練)★+3
聯合枠。19年夏イベE3の甲乙報酬以来の配布で、それ以外の入手手段が存在しないレア装備。レアではあるが、結局夏の欧州恒例の艦載機パズルパーツ以上の価値はない。聯合枠としては正直外れ。
▶ Tier B
★付きフリッツだけが何とか支えている月。陸攻に甘い当鎮守府でもTier Aには届かないと判断。ちなみに6月は舞鶴聯合が大荒れで、ボーダー11324だが下位はみんな陰湿があったので実質ボーダー12000だった月。クォータリー初月なのにQ砲半分使わされてしんどかった。
7月
・38cm四連装砲改 deux ★max
3群枠だが、改修不可装備の★maxなので全くの別物。素火力+24、素命中+4とアイオワ砲と表示スペックは同じだが、命中下降フィットが存在しない大口径主砲*10である。例えば未婚金剛型に対しては、同じ表示スペックのMk7砲だと命中下降フィット-5が存在するが、このdeuxには存在しない(当然強い)。しかも★maxなので第一線で活躍できる。
・F4U-2 Night Corsair ★+3
3群枠。対空9だが、夜間航空攻撃の使用上火力+1と対潜+5が加算され、夜戦火力としては一航戦熟練戊型やF6F5-5Nよりも強い。★があることによって制空を保ったまま夜戦枠を火力のNight Corsairに振りやすくなるのは良いところ。
・AU-1 ★+2
23年最強の2群枠。★も普通に嬉しい。22年夏イベで配られた違法艦爆シリーズの1つで、数増えるのは本当に強い。正直発表されたときはこれが聯合枠だと思ったが、2群まで落ちたのはびっくりした。
・Hedgehog(初期型)★+1
聯合枠。18爆雷で対潜シナジーとしては通常砲戦火力に改修値が乗らない爆雷枠だが、なぜかHedgehogだけは砲戦火力に改修値が乗る*11。ソナー★max2つと合わせて砲戦火力+5まで伸ばせる。7-1の装備構成は宗教上の紛争が2000年以上続いていることで知られているが*12、Hedgehog採用派としてはかなり嬉しい報酬。
▶ Tier S
文句なしのTier S。全ての装備が一線級で実用性も高い。23年の阪神打線のような報酬。この月は6~7人戦争だったが、素戦果で勝ち切れた。最終更新を10000に調整して遊んでいたら6位になっていて焦った。珍しく延長戦したが無事捲って勝ち。
8月
・12.7cm連装砲D型改三 ★+4
1群枠だが、★でしっかり差がつけられている。実質火力+2なので3-2戦果でも実用に耐える強い小型主砲。もちろんD3カットインにも使えるので、イベントでも通常でも使える神装備。
・13号対空電探改(後期型)★+8
3群枠の清霜電探交換券。改修可能なので★は実質ネジ報酬。★maxを秋月砲と一緒に積むと見た目がきれいでとても嬉しい。それだけ。
・水雷戦隊 熟練見張員 ★+4
2群枠。水雷見張員も増えてきたが、改修値が美味しいので実用的。
・特大発動艇+チハ改
聯合枠。恒例の聯合大発枠も、アフリカ2号→ホニ車→アフリカ3号→段ボールと進化*13してきたが、さすがにチハ改までくると聯合大発も余ってくる。アフリカ3号がサイレントで強くなったのとイベ甲報酬で2回配られたこともあって、2→3だと評価は下がる。
▶ Tier B
そこそこ使える装備だが、そこそこ止まりの装備が集まっているのでTier B。一生6-3で警戒陣釘戦果していた。このイベントでも釘4000稼いだが、結局全部溶けてなくなってしまった。イベント中なのに関わらず8人戦争だったが、うまく砲を使って勝ち。
9月
・Do 217 K-2+Fritz-X ★+3
3群枠。まさかのフリッツ2回目。聯合の★+3が本当に美味しい。★なしフリッツは最早プリッツと言っても過言*14。3群枠に落ちているとはいえ、★の価値が高い装備なので★込みならまだ聯合陸攻の顔をしてそう。そろそろ★maxください。
・後期型潜水艦搭載電探&逆探 ★+3
3群枠。シュノーケルと違って、改修値による青字ボーナスは存在しないが、潜水電探自体の性能が強い。5-5潜水に使えて普通に強い。
・後期型53cm艦首魚雷(8門)★+3
2群枠。改修が実装された今、最強の潜水魚雷。改修が実装されたのではやく★maxにしたいが、まだ手が回っていない。5-5潜水に使えて普通に強い。
・キ96 ★+5
聯合枠。なぜか22年11月聯合報酬の方が★が強い。配布の時期に実装された熟練誘導弾任務で必要なため、前提任務でカタパルトを取れるというカタパルト交換券に見えて、実際は22年冬イベの甲報酬で間に合っているため、ほぼ意味はなかった。
▶ Tier A
★付きフリッツだけで成り立っている月。5-5潜水装備が個人的に有能だったので、6月より一つ上のTier Aにしたが、Tier Aではかなり下。8人戦争だったが、イベント中でボーダーが伸び切らなかったため少し余裕は持てた。警戒陣のおかげで満潮を16人出荷でき、増産されたC3★maxたちは今も大活躍している。
10月
・強風改二 ★+3
3群枠。水戦配布は普通にありがたい。★は若干のネジ節約になる程度。うちの鎮守府では上位水戦8→9だったが、強い水戦はなんぼあってもええので高評価。
・SG レーダー(後期型)★+4
3群枠。が、最強。火力+2、改修込み命中+13.4のSG系電探なので3-2最強電探のうちの一つ。★の価値が高すぎて、素体は同じでも価値はかなり高い。この月の目玉報酬。
・41cm連装砲改二 ★+4
2群枠。41系統ならダコタ砲mod2★maxや41連装/三連装★maxがあるので正直足りてはいたが、るせる杯第五海域の都合で命中+5がとても役に立った。この装備のおかげで支援の大口径主砲14本をすべて命中+5以上で埋めることができたので、個人的にはありがたい報酬だった。第五海域がなければ、乗せっぱ装備が増えたなくらいの感想。
・銀河(熟練)★+5
聯合枠。半径7、雷装15.5、出撃対空4.1、命中2、対空射撃回避と実質バフ前の銀河江草と言い張れないこともない(なお、銀河江草★1:半径7→8、雷装15.7、出撃対空3.5、命中3、対空射撃回避)。4月に銀河江草★1を配ってるので普通にこの月も江草★2でいいじゃんとは思った。ぱっと見よりかはちゃんと強いが、聯合枠なら名前も強くしてほしかった。
▶ Tier B
最低限使える装備だが、いかんせんパッとしない月。ほかの装備を押しのけて装備更新できる装備がなかったので、Tier Bとした。6人戦争だったが除外決着という後味の悪い終わりとなった。少し砲を多めに撃てば背景を取れそうだったので背景回数を稼ぎに行った月。稲木実装以来誰も背景にしていなかったので背景RTA1位を取りに行った。
11月
・51cm連装砲 ★+4
3群枠に★がついてきた。若干ネジと釘が美味しい。うちの鎮守府では51連装★maxと試製51三連装が2本ずつあったのでイベント海域には十分だったが、るせる杯第五海域の関係で大口径主砲がちょうど足りなかったため大変助かった。
・紫雲 ★max
3群枠に★がついてきたその2。5-5潜水の索敵稼ぎ用に紫雲★maxを2つ作っていたので、うちの鎮守府には不要だった。
・21号対空電探改二 ★+8
2群枠に★がついてきた。アプデにより対空の青字ボーナスが防空に入るようになったので、そこそこ使える装備。が、例によって改修癖で★maxまで叩いていたのでまたダブついてしまった。
・試製51cm三連装砲
聯合枠。大和改二任務とイベ報酬で2本あったので3本目。イベント海域の攻略には十分だったが、るせる杯第五海域の関係で大口径主砲が足りなかったため大変助かった。
▶ Tier B
全般的にすでに持っている装備が多かったので、本来ならTier C相当。が、第五海域RTAで大口径主砲2本が助かったのでTier Bに。クォータリー最終月というのもあり、7人戦争の大荒れ月。11200ボーダーだったが、引継ぎ戦果とラスト1週間の追い込みが功を奏し無事余裕をもって聯合着地。
12月
・紫雲(熟練)★+6
3群枠。改修で青字ボーナスが変わるタイプ。アンフィットのせいで命中が不足しがちな水母三隈にとって貴重な命中を補えるので、★の価値は索敵改修以上に高い。
・後期型電探&逆探+シュノーケル装備 ★+6
3群枠。改修値で変化するシナジーを持っているが今回は相方が不在。強い潜水電探の数が揃うこと自体を評価しているので、単体でも評価は高い。
・熟練聴音員+後期型艦首魚雷(6門)★+3
2群枠。外れの方の潜水魚雷。一見4門かと勘違いしたが喜び損だった。
聯合枠。周回編成でもイベント攻略でも引っ張りだこの最強甲標的。22年12月聯合で貰った同装備★+2に続いて3本目となったので、3-2と7-1と4-5をすべて蛟龍改に出来るようになった。戦果周回の面で非常にありがたい装備。当然イベントでも甲標的を並べることは多いので、数が増えるのはとても強い。
▶ Tier A
蛟龍改だけで成り立っている月。イベントでも通常でも便利すぎるのでTier A。この月はyohさんが記録戦果に挑戦していた月なので、並走記念に背景を取りに行った。本当は記録並走もしたかったが、資源と予定の兼ね合いで断念。無事背景は取れたので良かった。
まとめ
最後に同Tier内の並び順について。
・Tier S
熟練誘導弾★+2の2月vs汎用性の7月。熟練誘導弾コンプリートマンとしては2月が嬉しすぎたので思い出補正により2月の価値。
2月 >>> 7月
・Tier A
銀河江草コンプレックスを解消してくれたので銀河江草の4月と1月は評価が高い。特に★+1の4月は頭一つ抜けている。単なる★なしの銀河江草と比べれば、12月(蛟龍改★+3)は汎用性を高く評価して僅差で良い報酬と判断した。残る9月(フリッツ★+3)と1月(銀河江草★なし)の比較だが、陸攻枠もほかの装備も1月の方が使いやすいので1月を上とした。
4月 >> 12月 ≥ 1月 > 9月
・Tier B
報酬がフリッツ★+2の1つしかなかった6月が一番下。4つ全てが装備更新につながった10月が一番上。残る3月(榛名支援+野中)と8月(D3砲+水雷見張+チハ改)と11月(大口径主砲セット)を役に立つ順に並び変えると、るせる杯で役に立った11月・イベントで役に立つ3月・既存装備の層が厚くなる8月の順だと判断し、この順にした。
10月 >>> 11月 >> 3月 > 8月 > 6月
・Tier C
第五海域がなければ11月もTier Cだったが、RTA補正により5月のみがTier C。
5月
感想
思ったより長くなってしまいましたが、以上でTier表企画のわたあめ視点個人記事とさせていただきます。
22年に上位戦果を始めた僕ですが、23年はかなり頑張った1年でした。この企画にあたり1年分の報酬を改めて振り返ると、嬉しかった報酬もボーダーがしんどかった月も、懐かしい思い出がたくさんありました。
戦果振り返り記事は艦隊運営方針が垣間見えて僕の大好物なので、この記事をきっかけに書いてくれる方が増えるととても嬉しいです。最後にTierMakerのリンクを載せておきますが、自由に遊んでいただけると幸いです。
ここまで駄文を読んでくださり、ありがとうございました。
各種リンク
【配信で使ったスライドショー】
【本配信アーカイブ】
【TierMakerリンク】
*1:自称
*2:5人で聯合計27回、内背景6、記録1、ちなみに1群は計7回
*3:自称被害者の会1号
*4:自称
*5:さすがに過言
*6:エア受け取りの略
*7:universalityを満たすことは演習問題とする
*8:ここでD2砲を"報酬"と呼ぶべきかは一考の余地がある
*9:ちなみに海防艦嫁というわけではなく背景RTA走者なだけ
*10:参考資料:大口径フィット砲大全(仮) - 単冠湾の竹提督
*11:ソース:https://twitter.com/hedgehog_hasira/status/1509928826117054469
*12:知られていない
*13:まれに負の方向に進化
*14:過言