【チーム熟練誘導弾】第3回るせる杯振り返り記録【わたあめ視点】

2024年1月20日に参加した第3回るせる杯の振り返り記録。

 

自己紹介

わたあめと申します。初投稿です。

舞鶴鎮守府にて艦隊これくしょんをプレイしているしがない一人の提督です。

提督歴こそ長いですが、真剣に艦これと向き合っているのは22年春・梅雨の大和イベント以降ですので、実質着任2年弱といっても過言ではないでしょう。

普段は仲の良い提督仲間とこじんまりと遊んでいますが、艦これのコミュニティ大会としては『基地航空ダービー』という朝雲提督さん主催の大会に副主催として携わって以降、このるせる杯が2回目の参加となります。

るせる杯終わりの熱にあてられて、初めてブログなるものの筆を執りました。

拙い文章ですがよろしくお願いします。

 

チーム結成と海域決め

いわゆる"熟練誘導弾"

四式重爆 飛龍(熟練)+イ号一型甲 誘導弾、通称"熟練誘導弾"という陸攻装備があります。22年9月作戦戦果報酬として実装された新装備で、かくかくしかじかというわけでなかなか強い陸攻です。戦果報酬としては22年9月1群以上・同年11月聯合・翌23年2月聯合のみと配布機会の限られた現状最高峰の陸攻の一つでしょう。

大和イベント以降、艦隊強化の一環として上位戦果を始めた僕は、今のところ運よくすべて入手できています。同時期に並走していた提督仲間たちもこの装備を手に入れることができ、仲間内で「チーム熟練誘導弾!w」とふざけて呼び合っていたのが朧げな始まりです。

そんな中、23年の3(±3)月ごろ*1、トラック泊地の強豪聯合提督であるyohさんから、よくつるんでいた仲間でるせる杯に出ようとのお誘いをいただきました。第2回るせる杯は僕も視聴していて、駅伝形式のRTA大会には興味があったので快諾。なお、99で止めていたサブの大和2隻武蔵1隻とケッカリした僅か一週間後の出来事でした。

 

当初、僕は第五海域のみを担当する予定でした。

うちのチームは現役の戦果マンとして強い人ばかりですが、提督歴や聯合歴はさほど長くない人がほとんどです。実は今回の走者6人のうち5人が22年に初聯合・もう1人も23年初聯合と"若い"聯合ランカーばかり。比較的着任時期が古く艦隊・装備が少しだけ支援艦隊向きだった僕が第五海域を拝命しました。

 

 

準備

(............重い......!)

 

激重です。

第五海域といえば、名高い歴戦のRTA提督たちがしのぎを削る魔境of魔境(偏見)。

Lv180、最大運改修、無限*2の大和武蔵が飛び交う艦隊強化の終着点(偏見)。

責任も重ければ使う艦も重い大型艦ばかり。5-1から5-5まで五重に重い本隊にやまむさ重支援が重なる重要区間だと思います。

 

第五海域担当と決まってすぐに第2回るせる杯の走者さんたちの編成を参考にし、自分の艦隊分析とにらみ合ったところ、なんとか劣劣劣化コピーを再現することに成功。

・リアル都合で忙しく細かい海域研究に割ける時間がないこと

・たまたま出走が決まる1週間前にサブやまむさに指輪を投げて経験値カットを自ら投げ捨てたこと

・継続聯合生活中で大和型建造や大型艦のレベリングは資材的に厳しいこと

理由言い訳にして、再現した劣劣劣化コピーを原型に、継続聯合の中で頑張れるだけ強化を目指すという方針でマクロ戦略を決めることにしました。

特に大和3武蔵2という制約のため、編成プリセも装備プリセも駆使する母港操作激重チャートになってしまいましたが、「パワーの落ちる他の艦を採用して撤退したくない」という安定逃げの精神を許容してくれたチームメイトに感謝です。

 

半年ほど前に話が決まってから始めたことが以下です。

・支援強化のため支援用やまむさの運改修・レベリング

 大和60/武蔵60/長門60までしか終わりませんでした。継続中の4-5は資材的にしんどかったです。

・支援用大口径の増産

 アイオワGFCS 0本→4本、FCR 1本→5本。なんとか命中5以上で支援艦隊を埋められるようになりました。

・大量の改修をこなすため、6-3警戒陣で釘回収

 夏イベで2000周しましたが全部改修で消えました。買ったネジは数えるのをやめました。

RTAで役立つ装備をツモる前提の継続聯合

 なんだかんだ4月からずっと継続できていますが、11000以上稼がされる月も多くしんどかったです。舞鶴怖い。肝心のツモはあんまり役に立ちませんでした。悲しい。

 

 

準備2

そんなこんなで毎月聯合健康生活を楽しく送っていたところ、満を持して第3回るせる杯の詳細が発表されました。

残念ながら第三海域を予定していた提督さんが先約の予定のため離脱、結果最も艦隊的に適性がありそうな僕が第三海域も担当することになりました。

また、第一海域走者としてRinoさんをyohさんが発掘し、朝雲提督さんが三嶋優那さんを記録係として勧誘し、出走時のメンバーが完全にそろうこととなりました。

 

第一海域 Rinoさん (Xniconico

第二海域 ゼレーネさん (YT

第三海域 僕

第四海域 朝雲提督さん (XYT

第五海域 僕

第六海域 yohさん (XYT

第七海域 ソロさん (XYT

記録係  三嶋優那さん (XYT

 

というわけで降ってきた第三海域ですが、意外にも艦隊適正は悪くなさそうでした。

6-3ランカーゆえに瑞雲坂を少し上っていたこと、ブ7-1ランカーゆえの水雷練度、3-2ランカーゆえの小型砲改修など、聯合のための改修がかなり役に立ちそうな海域でした。

とはいってもリアル事情はますます忙しくなり、詳細な海域研究を行う余裕はありませんでした。るせる杯副主催である恋歌さんのRTA編成ブログを参考にして仮編成を組み、可能な限り経験値カットと装備改修を目指すという方針に決めました。

幸い、何とか頑張れば全海域経験値カットできそうだったので、それを目指してレベリングを始めます。

 

用意した艦:赤城99 加賀99 加賀180 龍鳳99 最上99 コマ99×2 日進99 山汐180 能代180 駆逐99と180×たくさん

 

例によって継続聯合中かつ12月は珍しく背景を取りに行ったため、5-2-C/5-3-P/5-5-Bなどの定番レベリング海域はあまり使えませんでした。したがってレベリングはほとんど戦果海域で行いました。駆逐軽巡は定番7-1、山汐丸は3-2、空母は4-4や4-5や3-4、水母は6-3など......。戦果を入れるだけでレベリングが進むので、周回はいつも以上*3に楽しかったです。

 

 

第三海域

使った編成。

aircalc.page.link

 

教科書丸コピの芸無し編成。以下簡単に振り返り。

3-1

3-1

上位艦攻と上位瑞雲が足りないため寄せ集め。

少しずつ友永は増やしておきたいですね。思ったより増設電探とまともな駆逐主砲が足りなくなったので見栄えが悪いです。

 

3-2

3-2

実家。

普段は一生火力と命中のバランスに苦労する海域ですが、RTAではキラ前提なので火力全振り。比較的余った駆逐と主砲で組んだので火力ラインの意識が低かったのは反省点。ランカーのために17個作った改修缶maxを使えたので満足。

 

3-3

3-3

山汐丸採用編成。

聖書3章3節によると瑞雲を減らせる代わりに大破撤退リスクが増えるとのことだったので180山汐丸を用意することでお祈り。うちの編成では珍しいオシャポイントです。

ツモった違法艦爆を使いたいがために脳死で3積みしましたが、射程調整したほうがおそらく強いです。ここもろくな駆逐と主砲が余っていなかったので99で雑に妥協しています。

 

3-4

3-4

主力水雷を投入した海域その1。

ランカー用の改修瑞雲・小口径・電探を最大限に投入したガチ編成です。清霜電探の星はさすがに間に合いませんでした。それ以外はかなりいい感じに並べられたと思います。

 

3-5

3-5

主力水雷を投入した海域その2。

艦隊状況として、180艦は夕雲型が多く改修小口径はC系列が多いというミスマッチがより、小口径改修の見栄えが悪いです。もっとランカーして改修します。

前イベの時に釘は頑張って回収したんですが、潜水魚雷実装時に趣味*4開発・改修で溶かしてしまったので釘が枯渇してしまい、どうしようもありませんでした。早く警戒陣来てほしい。

ここも装備・艦ともに時間が足りずに詰め切れなかったのが残念です。

 

 

第五海域

使った編成。

aircalc.page.link

こちらもほぼ教科書通りのパクリ量産型編成。

5-1

5-1

BCFJの道中2戦ルート、ボスマスでタッチ。よくあるやつです。

改修maxを並べられると目に優しいですね。るせる杯直前に配られた聯合報酬で51砲の改修の甘さをかさ増しごまかししてます。

 

5-2

5-2

BCEFGの道中3戦ルート、ボスマスでタッチ。典型的なやつです。

大和武蔵は5-1と共通なので編成プリセで5-2を呼び出して出撃します。当日17時ごろに装備をチェックしていると、前日の試走で艦載機熟練度がちょいハゲしてることが判明し、僕がハゲかけました。危なかった。

 

5-3

5-3

DGIOKEQの道中2戦ルート、ボス前夜戦(道中2戦目)でタッチ、ボス単縦。標準的なやつです。

武蔵が5-2と共通なので、編成プリセで呼び出したあと、装備もプリセで付け替えます。5-2とあわせて思ったより水戦の数がぎりぎりだったので、前から改修しておいてよかったです。

 

5-4

5-4

BEHIJMPの道中3戦ルート、夜戦1戦目(道中2戦目)でタッチ。テンプレのやつです。

5-3と大和武蔵が共通なので、編成プリセでの呼び出しのあと、装備プリセで両方装備を付け替えていきます。高速+ドラム/大発ルートの存在自体を初めて知ったのでとても勉強になりました。

 

5-5

5-5

ACEGIMOSの道中3戦下ルート、ボスマスでタッチ。いつものやつです。

5-4の武蔵と共通なので、5-5を展開した後装備プリセで武蔵の装備を載せ替えて出撃します。いたって普通の駆逐4ルートですが、前日にメンバーで通しの試走したところマスはすべて白色でした*5

 

支援

支援

やまむさ全力支援。ありふれたやつです。

10月報酬で陸奥砲ツモったので少しだけ楽になりました。何とか戦艦は主砲命中5以上・運60で揃えられましたが、次回は主砲命中6以上・空母まで運maxで出せるように頑張ります。

 

チャート

第三海域はそうでもありませんが、第五海域は艦隊の都合上、陣形選択・編成プリセ・装備プリセなど少しややこしい操作が必要となっていました。また、第三海域と兼任の都合上、第四海域の間に装備を付け替えて準備をする必要があります。そのため、操作チャートを準備して当日のイメトレを重ねました。

チャートの一部

 

 

本走

前日~出走直前

前日にチームメンバー全員で通しの試走を行いました。

僕含めて配信慣れしていないメンバーも多かったので、JSTタイマーや艦これ画面がきちんと映っているかも確認していました。

第三海域は3-5の道中2戦目で大破撤退があり18分5秒。大破撤退がない場合、15分40秒と16分切りのいい記録だったので、手ごたえを感じます。

第五海域は撤退なしで24分9秒。さすがに基礎艦隊の強さが足りないこと、艦隊幅の都合上母港操作の手間が多いことが足を引っ張った結果だと思います。

試走では装備を付け替える練習もしましたが、ドロカも近代化改修もせず最後は赤疲労で出撃した第四海域走者が28分かかっていたのでさすがに余裕でした。

 

当日の出走時間が近づくにつれ、さすがに緊張が高まります。

艦これではない様々な大会経験自体はあったので緊張には慣れていましたが、すべてが自己完結する個人戦とはまた違った種類のものでした。ですが、チーム戦だからこそチーム内で声掛けしあい、余っていた装備でブルネイを摂取して集中力を高めていました。

出走を横目に精神安定剤を摂取する様子

 

第三海域

当日の様子はこちら(時間指定リンク済み)。

第三回るせる杯/チーム熟練誘導弾/第三・第五海域走者視点 - YouTube

 

第一海域のRinoさん、第二海域のゼレーネさんのナイスランが続き、回ってきた第三海域。満を持して出撃します。

試走の様子から、大破撤退さえなければ良いタイムが出ることは分かっているので大破撤退さえ

 

*6

 

 

 

 

 

 

第五海域

第四海域を朝雲提督さんが爆走している中、急いで装備を組み替えます。

速すぎて装備の組み換えが終わったのは4-4ボスでした。

 

当日の様子はこちら(時間指定リンク済み)。

第三回るせる杯/チーム熟練誘導弾/第三・第五海域走者視点 - YouTube

 

5-1 ボス

まど賞(大和)!

5-2 道中3戦目

開幕+支援で全滅!

 

5-5 ボス

5-5も昼砲戦で撃破!

 

上振れ、最高!!

 

感想

第三海域:18分14秒 (3-1大破撤退)

第五海域:22分18秒 (撤退なし)

 

下振れと上振れという感じでした。

第三海域は撤退なしタイムだと16分を切っていたはずだったので悔しかったです。編成を決めて出走した時点で操作ガバ以外は仕方ないものですが、シンプルに海域研究不足だったと思います。普段戦果編成を組むときは装備一つ一つまで採用意図を説明できるまで練りますが、今回は当面のレベリングや多忙を理由にそこから逃げてしまった僕への罰として甘んじて受け入れたいです。

 

第五海域は完全に上振れでした。

24分切れればいいなと思っていたところ、22分台前半という結果は出来すぎでした。経験値カットなし、編成・装備プリセ多用というロス多めチャートでしたが、多くの海域で昼砲撃までで終わったり、支援が安定して3~4隻飛ばしてくれたりしたおかげだと思います。支援はかなり力を入れて強化していたので、結果に結びついたのはとても嬉しいです。

一方、この結果は運だけであり、安定して出せるタイムではなかったのも事実です。180レベリングも大型開発も、なかなか簡単にできるものではありませんが、母港でのロスタイムを縮められるよう少しずつ歩みを進めていけたらと思っています。

 

全体を通してですが、とても良い経験になりました。

普段は戦果提督としてそれぞれの鯖で高みを目指しているチームメンバーと一緒に、るせる杯という一つの目標に向かって準備した経験はかけがえのないものになりました。

素晴らしい大会を主催していただいた、主催のるせるさん、副主催の恋歌さんには感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

一緒に参加してくれたチームの方々もありがとうございました。

るせる杯直前の11月に背景2人聯合3人、12月に記録1人背景1人聯合2人(暫定)と、一生戦果に囚われていた*7我々ですが、海域RTAという戦果とは異なる側面の楽しさを味わえたのは、このチームだからこそでした。早速次回があればと準備を進めているメンバーもいますし、僕もぜひ参加させていただきたいと思っています。

 

大和イベントを乗り越え、初めての聯合チャレンジで当時の鯖記録背景をとれた22年8月からほぼ一年半。「上位戦果と艦隊強化の両立」を目標に、半年以上継続し続けてきた結果をこの大会で出せたと思っています。4月からは私生活も変化を迎えそうですが、新たな環境で新たな目標を目指して遊び続けることでしょう。

まだまだ深淵にたどり着かない『艦隊これくしょん』というゲームの奥深さを称え、筆を置かせていただきます。

 

ここまで駄文を読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

*1:有効数字一桁

*2:ここでの無限とは数学的な無限でも物理的な無限でもなく、"複数"程度の意味である

*3:ただし等号は含まない

*4:5-5潜水が好きなので潜水魚雷の改修が趣味

*5:チームメンバーに試走してないことがバレてしまった

*6:

*7:今月も数人囚われている